下宿屋「東栄館」に住む歯科医の男・遠藤は、婚約者である大病院の令嬢直子(間宮夕貴)との関係を続ける一方、同じ東栄館に下宿する女子大生の照子(木嶋のりこ)と猟奇的なセックスを繰り返していた。
遠藤は学生時代に心中を図り、未遂に終わるが、その時から相手を傷めつけないと興奮できない性癖になっており、その鬱屈した性欲を照子にぶつけていたのである。
麻縄で両腕を天井に拘束し下着を口に詰め込み、壁に体を押し付けて服を剥ぎ取り四つん這いにさせて後ろから突っ込み獣のように犯し、照子の体を床に放り投げると足を押し開き首を締めながらペニスを突き立て、鼻血を流す照子に構わず前戯も無しに突っ込み放心状態で横たわる照子を置き去りにして部屋を出ていく…。
一方直子とのセックスでは性癖を隠し、人が違ったように優しく丁寧な愛撫で直子の体を扱うが、自身の性癖ゆえに勃たず、照子との乱暴なセックスを思い出しながら直子と交わっているうちに、精神を病み追い詰められていく。